シグファームブログ
2020/12/15 21:15

こんにちは! 農家の産直ショップ|シグファームです。
今日は、正月飾りやしめ縄などにも使われる
『葉付きみかん』の収穫をしました。
小雪がちらつき、とても寒い中での収穫となりました。

正月飾りの縁起物として使われる葉付きみかんですが
本来は、『橙(だいだい)』という果実を使います。
橙は、実が春になっても木から実が落ちずに
新しい実をつけることから
代々の長寿や子孫繫栄を願う縁起の良い果物と言われています。
ですが、昔は橙がなかなか手に入らないので
葉付きみかんで代用されるようになりました。
しかし、葉付きみかんにも種が多いことから
子孫繫栄の意味があるようです。
そして、橙でも葉付きみかんでも
果実に葉が付いているのにも理由があります。
葉が付いてというより『枝が付いている』ことが重要なのです。
『木から落ちずに枝についたままの象徴』として
葉が付いた状態にしているのです。
なので、橙や葉付きみかんなどを
正月飾りなどに使うのであれば
以前、紹介した『みかんの軸を残さず切りましょう』のように
切ってしまってはいけません。
ちなみに、鏡餅を飾り始める日は
『大安の日』と『12月28日』が良いと言われています。
『八』が末広がりで縁起の良い数字だからです。
逆に、避ける日があって
『12月29日』(九が苦と繋がるから)
『12月31日』(一夜飾りといって年神様を迎えるのに、たった一晩飾るのは誠意がないとされる)
今年も残り少なくなってきましたが、
お正月飾りで来年は縁起が良い年になるように願います。